糞日記

イェイ!人生!

10月30日

人に面と向かって怒れない。感情を表に出すことが不得手だ。

 

友人のS君と話していると流れで性の話に。

「中学の時好きだった女の子と大学に入ってセックスをしたことがあります。」と言い放つS君。僕は思わず「アダルトビデオの話?」と聞き返してしまった。「アダルトビデオの話じゃないです」と返すS君。「アダルトビデオの話じゃないのかぁ」と僕。何故か凹んでいる僕。

 

昔の片想いの女の子との再開、そしてそのまま懇ろに.....とっても素敵な話だ。刹那的でめちゃくちゃエロい。興味津々で詳細を聞くとS君は「いや、そんな大層な話じゃないですよ」と勿体ぶる。僕が驚異的な粘りを見せるとS君は渋々語り出す。

「地元の友達でずっと仲は良かったんです。大学に入って軽い感じで中学の時好きだった旨を伝えたら、後はまぁ、流れで...」さもつまらない話のように語るSくん。僕は少しムッとする。

「ずっと仲良かった友達」...??話が変わってくる。エロさが二割増だ。あまりにも非日常だ。破廉恥だ。どスケベだ。

「そのままその娘の実家に行って。両親が出かけてたんでそのまま...」

まてまてまて。まて。実家??実家はもう犯罪的なエロさだ。僕は思わず「同人誌の話?」と聞いてしまう。「同人誌の話ではないです」と返すS君。「同人誌の話じゃないのかぁ」と僕。

「でも、本当に大したもんじゃないんで、この話はもうやめましょうよ」と申し訳なさそうに話を切り上げようとするS君に、僕は思わず鬼の形相で声を荒らげてしまった。「そんなステキで一生で一番エロい事件になりそうな話はもっと自慢げに話せよ!!!」

どうせだったら僕も全力で羨ましがりたかったのだ。あまりの剣幕に「すみません」と謝るS君。恐らく何に対する「すみません」なのか分かっていない。僕も何に対する「すみません」なのか分かっていないのだから。

 

 

 

 

という、ある官能小説の冒頭部分。