糞日記

イェイ!人生!

5月17日

平日の昼下がり、僕は超絶オシャレ喫茶店ことドトールに入店。チェーン店最高。個人経営のカフェーは健康に良くない。僕はオシャレ空間アレルギーなので、間接照明の置いてあるお店では味覚がほとんど失われてしまうのだ。口惜しい。とりあえず「品の良い泥水」ことコーヒーを注文。大学生になると僕を含めて皆コーヒーやら酒やらを飲み始めるけど、冷静になってほしい。ジュースの方が美味しいから絶対。

 

 

ズルズルと音を立てながらアイスコーヒーを飲む僕。ストローをやたらと噛んでしまう癖を治さなくてはなぁと思いながらストローをめちゃくちゃ噛んでいると、隣の女性客2人組の会話が聞こえてくる。ガッツリ聞き耳を立てていると2人の会話はセックスの話に突入した。

 

「まーくん(多分彼氏)とめっちゃケンカして、仲直りした後のセックスが一番気持ちいいんだよね。なんか、分かり合えてるわーって実感がエグいんよね!」

 

昼間のカフェの並列席でする話ではない。あとしっかりと「セックス」って言うのやめてほしい。「交接」とか「淫行」とか「ファック」って言われたらそれはそれで動揺するけども。

 

 

聞き手の方の女の子が「爆笑!」と言う。

この話で爆笑ならこの子には圧倒的にエンターテインメントが足りていないと思う。心配だ。

 

 

「もうケンカあとのセックス好きすぎて、性欲溜まってきたらわざとまーくんにケンカふっかけるもん私!!」

 

ほとんどテロリストのやり口。女の子の緩くパーマのかかったショートヘアが、チェ・ゲバラを彷彿とさせる。

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聞き手の女の子はまたしても「爆笑!!」

しっかりしろ。

 

 

チェ・ゲバラ女子には「まーくんが可哀想だ。あんまりだよ。」という旨を、聞き手女子には面白い深夜ラジオ等を教えてあげたかったが、それは野暮ってもんである。僕は颯爽と店をあとにした。

 

 

 

「私を殺しに来たのだろう。撃て、臆病者め。お前の目の前にいるのはただの男だ。」

チェ・ゲバラの最後の言葉)