糞日記

イェイ!人生!

9月30日

一昨日、ズボンのポケットにティッシュを入れたまま洗濯してしまった。洗濯物がティッシュまみれになる。普段はティッシュ1枚くらいなんの気にもとめないが、洗濯機に入りこんだティッシュは1枚で全部が嫌になる。嫌になりすぎてその日は普段は見ない痴漢モノ(言ってもバス痴漢よ?)のAVで自分を磨いた。多めにティッシュを使ってやった。1枚の威力は凄まじい。

 

昨日は普段の目玉焼きにベーコンを1枚付けた。それだけで僕はめちゃくちゃ気分が良くなる。「目玉焼き」は「ベーコンエッグ」に進化する。僕も鼻歌(セロリ)を口ずさんじゃう。1枚の威力は凄まじい(鼻歌を口ずさむってなんだ。鼻歌って言ってんじゃん)。

 

今日はズボンの中にベーコンを1枚入れたままで洗濯をしてしまい、ズボンもパジャマもお気に入りのTシャツもベーコンまみれになってしまった。しばらく呆然と立ち尽くしていると、突然洗濯機から眩い光が溢れ出した。次の瞬間、洗濯機の中からベーコンの神様が出てきたんだ。

神「私はベーコンの神だ。ベーコンを無駄にするんじゃないブヒ。」

僕「いやいや、食肉加工食品の神様て。」

神「おいおい、しょっぱい事言うなブヒ。」

僕「ベーコンは豚肉の塩漬けですからね。しょっぱい事も言いたくなりますよ。」

神「こいつ〜!」

なんて。

 

 

 

Qさて、この文章は途中から「虚構」となっております。いったいどこからでしょうか?

 

 

 

A正解は「普段は見ない痴漢モノ〜」からでした。僕は普段から痴漢モノを見ます(言ってもバス痴漢よ?)。

よるよなか

住んでるアパートの下にあった自動販売機が無くなっていた。全然気がつかなかった。「こつぜん」って感じで居なくなっていた。家に帰るとあの娘の荷物だけが全部無くなっていて、机の上に「ごめんね、もう疲れたの」とだけ書かれた手紙が置かれている...みたいな気持ちになった。暗い気持ち。

 

とぼとぼ1分ほど歩くと、缶とペットボトルの中間みたいな容器のポカリとオロナミンCが110円で売られている自動販売機、あらわる。こっちの方がいいじゃんけ!!「女なんて星の数いるんだからさ!なんなら...あたしと付き合ってみる?......なんて!冗談だよ。本気にした?」と小癪な笑みを浮かべる男ウケ抜群女ウケ最悪な女に慰められる...みたいな気持ちになった。明るい気持ち。

 

俺はその自動販売機を朝まで抱いた。

 

「僕は自販機ヤリチン」より、一部抜粋

9月12日

久しぶりに書きます。そしてもっと久しぶりにゲームで遊びました。

 

生活における大体のことが苦手なのですが、ゲームもそのうちの一つです。不器用で飽き性でビビりなので、どの系統のゲームもすぐにやめちゃいます。全自動ゲームは1日1時間マシーンです。

 

中学の時に「モンスターハンターセカンドG」が流行ったので僕も買いましたが、序盤に出てくる火を噴く鳥みたいなモンスターに全然勝てなかったのでやる気を無くしました。こちらに危害を加えてこない草食獣を一方的に狩ることで全能感を得る、といった斜めからの楽しみ方しか僕には残されていませんでした。

 

落研を引退する時に、2つ上の割と高給の会社に就職したものの実家暮らしで特に趣味などもなく風俗に金を溶かしてばかりの先輩が、差し入れとしてPS4をくれました。多分エンターテインメントとはなんなのかが分からなくなってしまっています。誰か彼を救ってあげてください。

 

そんな不憫なPS4を持って帰っていた同期が面白いソフトを買ったと聞いたので、なんとなくやりに行ってきました。「デトロイトビカムヒューマン」というゲームです。アンドロイドが意志を持ち始めて...といった世界観のゲームなのですが、ストーリーが面白すぎてどハマりしました。その日予約してたバイトの面接をぶっ飛ぶくらいのどハマりでした。

 

様々な選択肢があってそれによって周りからの評価や今後のストーリーが変化していくのですが、これがまた難しい。僕は人の悪口をよく言うのですが、その人が僕の悪口を言ってたらすごい凹むタイプの人間です。つまり、みんなに好かれていたいです。なので皆に好かれるようにコマンド入力をしていこうとしてみるんですが、何故か全部裏目に出てしまい滅茶苦茶皆から嫌われていきました。現実みたいで怖かったです。

 

好戦的な女のキャラがいて、上手く行けば彼女にできるしチューもできるというアドバイスを貰いました。僕はチューがしたかったので頑張って戦争を起こしまくったのですが、悲しいかな戦闘シーンが何よりも苦手なのでボコボコにされて彼女を怒らせてばかり。最終的に敵の弾幕から彼女を助け出そうとして失敗し、彼女は普通に銃殺されてました。チューしたかったです。何故か穏健派の黒人にだけは評価されました。

 

余談なのですが、僕のおばあちゃんはボケ予防で毎日ファミコンぷよぷよでサタンを倒しているので滅茶苦茶にぷよぷよが強いです。その昔対戦した時に12連鎖くらいカマされて惨敗しました。小学生低学年くらいの時でしたが、何も出来ぬまま画面いっぱいにおじゃまぷよを落とされた光景は今でも覚えています。東京大空襲くらいエグかったです。僕のゲーム嫌いは潜在的にここから来てるのかもしれません。

 

「余談なのですが」とか言いましたが、全部余談でした。ごめんなさい。さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

バキ夏

夏。バキ夏。

半袖半ズボンで暮らしている今日この頃。

 

 

煙草を吸いながら歩いてたらパトカーの中から警官に呼び止められて「高校生?」と聞かれた。「僕タイプの高校生は煙草吸わねぇだろ!遊戯王とかしてそうだろ!」とナイスな自虐ツッコミが脳をよぎったけど、そこは国家権力。射殺されちゃうと困るのでにこやかに答えよう。僕は腕につけていたデュエルディスクをそっと外し、笑顔で「成人男性です〜」と応対。真のデュエリストは無闇な戦いを避けるのである。(この時、デッキは光っている)

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低身長童顔なで肩の三重苦でとても小さく見える。半袖半ズボンだともうほとんど中学生だ。切符とか映画とか安く抑えれる。ラッキーラッキー!タッパがある輩と写真を撮ったらトリックアートみたいになる。やりきれない。

 

夏なので文章もジメジメしちゃう。

 

 

最近は何もない。特にお金がない。お腹がすいている。セミってエビみたいな味がするらしい。エビみたいな味がするらしい。

 

 

 

エビみたいな味が、するらしい。

余談だが、エビは美味しい。

 

 

 

 

 

6月7日

今日も今日とて僕はドトールにいる。

隣の席の人間は何故かジャック・スパロウのデッサンを描いている。なにゆえ今ジャック・スパロウを模写しているのかは謎だ。

 

1番安いアイスコーヒーを注文するためにレジに並んでいると、ごく普通、さも当たり前かのようにお婆ちゃんに横入りされた。「日常」に突如現れた「非常識」に僕は一瞬怯む。しかし驚きはしなかった。何故なら、お婆ちゃんにレジを横入りされるのは先月から数えてこれで3回目だったからだ。

 

「レジを横入りするお婆ちゃん」が現代日本に何名ほどいるかの統計は今のところ確認出来ていないが、2ヶ月のうちに3回も遭遇することは珍しいが無い話ではないだろう。そんなことよりも僕が驚いたのは「レジを横入りするお婆ちゃん」は恐ろしく「速い」ということだ。僕は平和の国のニッポン男児なので、レジに並んでいる際に限らず基本的に周囲に気を張り巡らす時間など日常生活には有らない。

やはり「戦争」を経験している、その差は大きいらしい。

 

「レジを横入りするお婆ちゃん」は音もなく背後から近付いてくる。恐らくこの時の「レジを横入りするお婆ちゃん」は何らかの特殊な呼吸法を使っており、我々は気配すら感じることは出来ない。こちらの肉眼が「レジを横入りするお婆ちゃん」を捉えた時にはもう遅い。僕と僕の前に並んでる人間の間にその細い体をねじ込み、次の瞬間には何事も無かったかのように、既に僕の眼前に「存在」しているのだ。

 

あくまでも憶測の域を出ないが、恐らく「レジを横入りするお婆ちゃん」は何らかの特殊な訓練を受けており、今日もどこか山奥の特殊訓練場では「レジを横入りするお婆ちゃん」が次々と育成されているのだろう。同じ訓練場では「電車の中でずっと怒っているヤバいおじさん」の訓練も同時並行で行われているに違いない。

 

目的は分からないが、このプロジェクトには巨大な権力、例えばの話だが、国家、が絡んでいることは間違いないだろう。「レジを横入りするお婆ちゃん」が国中に放たれ、全ての店舗のレジ周りは混乱と恐怖に見舞われ、日本経済は混沌に呑み込まれる。どこか安全な場所を求めようにも我々は逃げ出すことは出来ない。なぜなら既にすべての駅には「電車の中でずっと怒っているヤバいおじさん」が放たれているからだ。逃げ場がないと分かると我々は「闘う」以外の選択肢がないことに気がつき、武器をとる。

 

そして始まるのだ。「戦争」が。

 

 

とか考えることで「レジを横入りするお婆ちゃん」への怒りを静めながら、ズルズルとコーヒーを飲んでいる。季節はもうすぐ夏である。

 

5月22日

5月も終盤に差し掛かった。早いものである。

しかし5月とは嫌な季節である。暑いか寒いかよく分からないし、なんとなく気怠い感じがして心がシャキッとしない。まあしかし、5月以外であっても気怠いし、年中心が猫背の僕からしてみればあまり関係の無い話だ。嗚呼、ハイボールが飲みたい。

 

そんな僕も最近は少し凹んでいる。一人の時間がどうしようもなく寂しくて動けなくなることが多くなった。僕の部屋は割と広く鍵をかけていないため、それなりの人数がたむろするには丁度良いのだが、1人で住むには少し広すぎて殺風景なのだ。

 

去年の冬、麻雀を終えて早朝に帰宅したところ

「おや?誰か渡米でもするのかしら?」と言った具合の馬鹿でかいキャリーケースが部屋に突如出現し、元交際相手との同棲がスタートした。今年に入って「あら?いつの間に引越し業のバイトを始めたのかしら?」と言った具合に、疾風怒濤の手捌きで荷物をまとめて出ていった時点で同棲は終了した。しかしその後もなんやかんやで間髪入れずニート(長髪)→学部の友人→地元の友人→ニート(髭)→ニート(長髪)と言った面々がグルグルと僕の家に泊まったり住んだりしていった。ニートの比率が高い点は少々気になるが、常に僕の家には誰か人がいたのである。

 

しかし最近は皆忙しいようで友人の訪問がじわじわと少なくなり、そのせいもあってか社会性が失われてきた気がする。これは良くない傾向であると危機感を持った僕は2つの案を立てた。

 

①民泊を開く

②植物を飼う

 

 

①の案はかなり良いのでは?と思ったが、賃貸マンションの一室で民泊を開くのは最早狂気の沙汰であるし、民泊独特の奇妙な馴れ馴れしさやコミュニケーション能力は持ち合わせていない。ガッツリ人見知りだし、お金が発生するほどのもてなしはきっとできないため、断念。

 

それではなにか愛玩動物を飼えば良いのでは?と思われるかも知れないが、僕は犬畜生等にあまり懐かれない傾向があるのだ。実家のロングコートチワワちゃんはファッキンキュートな女の子なのだが、僕の部屋のベッドの下を「第二のトイレ」と認識し、ウンコの絨毯爆撃を仕掛けてきた事があった。発見された段階でベッドの下は見渡す限り一面のウンコ地雷原と化しており、悲鳴をあげる僕を見て彼女は満足そうに鼻を鳴らしていた。僕の部屋をトイレと認識していたという事は、彼女は僕自身のことをウンコだと思っていたのだろうか。寂寞の念に駆られるばかりだ。

 

とにかく僕は②の植物を飼うことに決め、近くの植物店へ。かなりたくさんの観葉植物があったが、飼いやすいとの売り文句をはっつけられていた「ガジュマル」という植物を購入しようと決める。値段も1000円とかなりお手頃。レジに持っていくと中年女性の店員が「土を新しいものに変えた方が良いですよ。少々お値段かかりますが。」とのアドバイスをくれた。何も分からないので、言われるがままにお願いする。

 

「それではお値段、13000円です」

ん?高いんだが??土を変えるだけで左様に莫大なマージンが発生するのか??コスパ悪くないか??騙されてる?逃げた方が良いのか??脳裏で様々な考えが飛び交い、どうしたら良いのか分からずにアワアワしていると

 

「冗談よ〜。1300円です(笑)」

 

婆!!ふざけんな!!その手の冗談は100万円以上のリアリティ皆無の値段を言って僕が愛想笑いをする事で初めて成立する代物だろうが!!ギリギリ現実味ある値段攻めてきてんじゃねぇよ!!こちとら植物知識ゼロなんだよ!!!おい!!婆!!!!!

僕はこの婆をブン殴りたい衝動に駆られたが、婆の防御力が異様に高そうなふくよかフィジカルと、レジの内側に置かれていた僕の背丈くらいある巨大な刺々しいサボテンを見て、ここでの戦闘は避けるべきだと踏んだ。

こいつ、強い。

「鬼に金棒、婆に多肉植物」と昔の人はよく言ったものである。

 

 

ガジュマルお買い上げ。ガジュマルは沖縄では「キジムナー」と呼ばれており、木の部分がウネウネしていて中々に愛らしいフォルムをしている。早速たっぷりと水をやると心なしが嬉しそうな様子だ。これで僕の寂しさも吹っ飛ぶに違いない。毎朝ガジュマルに水をやりながら膝を抱え、虚空を見つめながら「おはよう...」と喋りかける自分の姿がありありと浮かんでくる。

社会復帰成功!!イェイ!人生!!